サラリーマンなら一度は理不尽な上司に当たったことがある人も多いのではないでしょうか。ストレスが溜まることの多い理不尽な上司ですが、なぜ彼らは理不尽なのか?今日は実際の僕の経験談を交えて話してみます。
理不尽な上司はなぜ理不尽なのか?
理不尽な上司が理不尽になるのは以下のケースがあると考えます。
①上の上からの指示が理不尽であるから
②出世を目指しているから(出世の道が断たれることはやらない)
③上司もよくわからずに指示を出しているから
④自分の物差しで人を判断してしまう から
まずは上司の立場も理解しよう
色々なパターンがありますが、まずは上司もプレッシャーを感じている可能性が高いと理解した方が良いです。僕も社会人経験の中で理不尽な上司がけっこういましたが、後から聞いた話では課長は部長から〇〇でストレスをかけられていた、XXXはどうなってるんだと部長からいつも聞かれていた、などという話をよく聞きます。
課長のような管理職は部長や本部長など、経営者や上位管理職から実務上の推進責任を与えられているわけですから、それはそれで結構なプレッシャーだと思います。課長になるような人ならその責任の重さは理解しているでしょう。その上で直接上の人から「どうなってる?」と聞かれたらプレッシャーですよね
上記そーおん(@remi29e)さんもこれを読んで「だいぶ救われた」とコメントされていますが、そういう管理職の人は少なくないはずです。ちなみにツイート内で引用されている記事、かなりボリューミーですが細かい状況まで描写されていて、参考になる人は多いはずだと思いました。
上司が理不尽になる理由
調査によると、日本人の43%が上司は理不尽な人だと回答しているそうです。43%!?ちょっと高すぎるなと感覚的には思いましたが…世の中そんなものなんでしょうか?
①上司が理不尽になる理由の一つは、「上の上からの指示が理不尽であること」です。上司も理不尽だとわかっていながら、上の上から来た理不尽な要求を断ったり跳ね返したりすることができないことが多くあります。このパターンは社風・カルチャーそのものが理不尽な会社、ワンマン経営の会社等によく見られる気がしますが、サラリーマン文化の強い大企業でもよくあります。
②別の理由は「出世」です。上の上からの指示が理不尽だとわかっていてもなぜ断れないかというと、経営陣や上位管理職に抵抗することで「あいつは言うことを聞かない面倒くさい奴だ」という悪評に繋がり、出世の道が絶たれる可能性があるのです。今まで我慢して我慢して課長まで来たのに、ここでキレて部長の道を途絶えさせるわけにはいかない!そんな心の声が聞こえてきそうです。こういう人はたぶんどこの会社にもいるでしょう。
③他の理由としては「上司もよくわからずに指示を出している」というものがあります。上司自身が上からの指示だったり、会社や顧客から求められていることがわからない場合、自分自身がかみ砕けていないままで仕事の指示を与えることがあります。この場合、部下としてはなぜその仕事が必要なのか、それよりも他に優先すべきことがあるのではないか、と感じてしまいますので理不尽だという印象を持ちます。このパターンは人柄の良い上司に多いというのが僕の経験からは言えます。
④更に別の理由としては「自分の物差しで人を判断してしまう」というものがあります。「自分だったらこの仕事は1日でできる、だからお前もできるはず。」「自分だったらこれとこれは処理できる、だからお前もやれ。」そういうトーンで来るんですね。このパターンは上司自身が優秀でハードワーカーの人に多い印象です。僕の職場にもたまにこういう人がいます。
ツイッターでも理不尽な上司のツイートは安定して一定の数が入っていますね…。理不尽な上司に関するツイートがない日がないくらいです。それを考えると43%という数字はあながち間違いではないかも、と思いました。
まとめ なぜ上司は理不尽になるのか
というわけで、理不尽な上司が理不尽になるパターンを僕なりに再度整理すると以下です。
①上の上からの指示が理不尽であるから
②出世を目指しているから(出世の道が断たれることはやらない)
③上司もよくわからずに指示を出しているから
④自分の物差しで人を判断してしまう から
僕も今まで理不尽な上司はそれなりに経験していて、対処も何とかしてきました。今後の記事ではその対処方法についての記事を書いていきたいと思います。同じように理不尽な上司にストレスを抱えて悩んでいる人はたくさんいると思うので、参考になるような記事を書きたいと思っています。
人生は毎日が学びです。上司が理不尽になる理由も落ち着いて冷静に学んでみましょう。それではまた~
Cuk
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