仮想通貨を始めたいけど、どこに口座を開いたら良いの?という人が多いので、口座を開設すべきオススメの取引所を国内と海外それぞれ、紹介したいと思います。
ググればオススメの仮想通貨取引所に関する記事はたくさん出てきますよね。ぼくよりも詳しい記事や専門家の記事もたくさんあると思いますが、初心者の人はそれを読んでいるだけで疲れてしまうと思います。
なので、疲れてしまわないように、ぼくの記事はポイントを絞って書きたいと思います。
オススメの仮想通貨取引所
まずSTEP別に結論から言います。
STEP1:
「これから初めて口座を開く」「ビットコインを買ってみたい」という人は、まず国内のビットフライヤー(bitFlyer)で口座を開きましょう。
STEP2:
次に、ビットフライヤーでビットコインなど仮想通貨を売買することがわかってきたら、次は海外のバイナンス(Binance)に口座を開くのが良いです。バイナンスならビットコイン以外のアルトコインも種類が豊富で、売買も簡単にできます。
STEP3:
そして、仮想通貨の取引がわかってきて取引量も増えてきたら、国内のコインチェック、海外のバイビット(BYBIT)を追加しましょう。
仮想通貨の取引をある程度するようになったら、必ず複数の口座を持っておいた方が良いです。まだ新しい産業なので、国がルールを作って規制したり、取引所の方針が変わってサービスが使えなくなったりする可能性があるからです。
最初は一つでいいと思います。ただ、ある程度の金額を入れるならぼくが最終的にオススメしたいのは国内ならビットフライヤーとコインチェックの二つ、海外はバイナンスとバイビットの二つ、全部で4つの口座を持っておくことです。
国内取引所と海外取引所のちがい
オススメする理由を説明する前に「取引所の国内と海外って何がちがうの?」と思われるかもしれないので、その点を説明しておきます。
国内取引所と海外取引所のちがいは日本で登録されているかどうかです。(日本で仮想通貨の取引所として営業活動をするためには、「暗号資産交換業者」として金融庁に登録が必要です。)
海外取引所には日本円を入金できませんので、国内取引所はかならず必要になります。(注:海外取引所でクレジットカードで仮想通貨を買うこともできますが、手数料が高いのでぼくはオススメしません。)
オススメする理由(国内取引所)
それではオススメする理由について説明していきます。まずは国内取引所からです。
さて、オススメの説明に入ります。国内取引所ではビットフライヤーとコインチェックがオススメです。ビットフライヤーは松本人志さん、コインチェックは松田翔太さんとどちらも有名人を起用してCMを打っているので、見たことがある人も多いでしょう。
■ビットフライヤー
ぼくが国内取引所として一番オススメするのはビットフライヤーです。
取引量で言うとビットフライヤー、コインチェックどちらも多いです。それでも、ビットフライヤーはビットコイン取引量 6 年連続 国内 No.1※の実績がありますので特にオススメです。
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016年-2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
また、ぼくがビットフライヤーをオススメするのはBraveブラウザを使えばネットサーフィンで不労所得が稼げるからです。
ぼくの以前の記事「ネットサーフィンで稼げる!?Braveブラウザとは」をご参照下さい。Braveブラウザを使えばネットサーフィンするだけでBATトークンを稼ぐことができます。そしてそれを口座に移せるのはビットフライヤーだけです。
また、ビットフライヤーは日本でのビットコイン取引量が6年連続No.1※です。6年連続です。いろんな会社が参入してきている中でこの実績はすごいことです。
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016年-2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
そして、仮想通貨サービスの初回利用率がNo.1※となっていて、はじめてにやさしい取引所として評価されています。
※暗号資産(仮想通貨)取引サービス利用者 20-59歳男女1,000人を対象に、インターネットによるアンケートを実施。
調査実施日は2021年6月11-14日。調査機関:(株)インテージ
ビットフライヤーの無料口座開設はこちらからどうぞ: bitFlyer
こちらにビットフライヤーの口座開設方法の解説がありますので、参考にしてみてください。
■コインチェック
ぼくが国内取引所として次にオススメするのはコインチェックです。
コインチェックはアプリの使いやすさに定評があります。3年連続でアプリダウンロード数がNo.1※です。スマホで取引したい人には嬉しいですね。
※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
あと、コインチェックの安心できるポイントの一つは親会社がマネックスグループだということですね。ぼくもマネックスには株でお世話になっています。
仮想通貨ってちょっとアヤシイと思う人も多いと思うんですが、マネックスがバックについていると考えれば少し安心じゃないでしょうか。
PCメインの人はビットフライヤーで、スマホメインの人はコインチェックが多いのかなと思います。どちらもPC、スマホとも使いやすいですけどね。
無料口座開設はこちらからどうぞ: コインチェック
こちらにコインチェックの口座開設方法の解説がありますので、参考にしてみてください。
ビットフライヤーとコインチェックの基本情報の比較を載せておきます。
ビットフライヤーの補足:
「ビットコイン売買手数料は約定×0.01~0.15%(単位:BTC)」
「販売所取引手数料無料 ※別途スプレッドがあります」
「プロ向け Lightning FX 売買手数料 ※別途スワップポイントがあります」
手数料や取り扱い通貨数で考えればGMOコインやDMM Bitcoinが良いと思う方もいるかもしれません。でもぼくは規模の大きさからビットフライヤーとコインチェックをオススメします。
日本の仮想通貨の口座数は21年3月末で498万と報じられています。その中で1位がビットフライヤーで250万口座、2位がコインチェックで153万口座(21年12月末)です。(注:データの時点が同じではないので、今後随時アップデート予定です。)
こういう相場モノの取引において規模はとても重要です。規模が小さいと買いたくても買えない、売りたくても売れない、というケースが起こりうるからです。買えたとしても規模の大きい取引所よりも割高になってしまうことがあり得ます。
従い、国内取引所ではまずビットフライヤーを、その次にコインチェックをオススメします。
オススメする理由(海外取引所)
次に海外取引所です。まず海外取引所のメリットとデメリットを理解しましょう。
海外取引所のメリット:
①:扱っている通貨の種類が多い(国内20以下に対し、海外は100以上。Binanceだと400以上ある。)
②:手数料が安い。ビットコインのみなら国内でも高くないですが、アルトコインを国内取引所で買うと30倍くらい手数料が高いです。(厳密には「スプレッド」と言います。下段で補足します。)
③:ハイレバレッジ取引ができる。(国内は2倍までしかできませんが、海外は100倍以上のハイレバレッジ取引が可能です。)
海外取引所のデメリット:
①:日本円で入金ができない(国内取引所でビットコインなどを買って、それを送金する必要がある)
②:急に日本で営業停止になるリスクがある(とは言っても普通は一定の時間が与えられますが)
③:日本語サポートが少ない(各社とも強化していますが、ウェブサイトでも英語しかないページがあったりします)
これらメリットとデメリットを抑えた上で使いましょう。仮想通貨をやり始めたら、海外取引所は絶対に欲しくなります。特にメリット①にある通り、買いたいコインがあっても国内取引所では買えないものが多いからです。
なので、最終的にはぼくがオススメする通り国内取引所と海外取引所の両方に口座開設したくなると思います。
というわけで、海外取引所のオススメとその理由を説明します。
■バイナンス(Binance)
海外取引所ではバイナンス(Binance)がベストです。
まず取引所の規模として最大です。CoinMarketCapの取引所ランキングでも堂々の1位です。取引高、顧客数、流動性、扱いコイン数、どれをとっても文句なしの1位です。
そしてバイナンスのサイトやアプリはUI的にわかりやすく、使いやすいです。そしてアップデートによって機能がどんどん追加されていきます。
バイナンス上でステーキング、ファーミング、流動性供給などで利回りを稼ぐこともできます。仮想通貨を触り始めるとDefiなどいろいろと手を出してみたくなると思います。
でもよく考えると「あれ、バイナンスだけで十分なのでは?」と思うことがよくあります。それくらいバイナンスは充実しています。仮想通貨を持つなら、バイナンスの口座は必須だと思います。
バイナンスの口座開設をしたい方はこちらからどうぞ
■バイビット(BYBIT)
次に紹介するのはバイビットです。ここ半年くらいでかなり営業をがんばっていて、顧客数も伸ばしているみたいですね。CoinMarketCapのランキングでは9位に入っています。
(9位だと低いと思われるかもしれませんが、最高4位だった時期もあります。4位〜10位くらいは僅差なので、扱っているコインの価格やキャンペーンなどで簡単に順位が入れ替わります。順位はあくまで参考の一つと考えて下さい。)
F1でチャンピオンになったRedbullのスポンサーをするようですし、DAZNの3ヶ月無料キャンペーンなど、キャンペーンにも積極的です。
少し前まではバイビットというとハイレバ取引の人が多いというイメージでしたが、この半年くらいでかなり機能を充実させて総合取引所になってきました。
バイビットもバイナンスと同様にサイトやアプリは使いやすいですが、バイナンスと比べると扱い通貨の数が少ないです。(バイナンス407に対してバイビット180。2022/2/7時点、CoinMarketCapデータ。)それでも国内取引所と比べたら全然多いですけどね。国内取引所はどこも20以下で、話になりません。
ではバイビットがバイナンスに勝っているところはないのか?というと、取引手数料ですね。ただ、大差はないというのがぼくの意見です。
一応数字としてはバイナンスが一律0.1%の手数料なのに対して、バイビットはテイカー時は0.075%、メイカー時は-0.025%と逆に手数料がもらえます。
ただ、デイトレーダーならちがうかもしれませんが、普通の人なら気にしなくて良い程度の差です。
バイビットの口座開設をしたい方はこちらからどうぞ。
ちなみに、CoinMarketCapのランキングは以下の通りです。
なお、国内取引所だとビットフライヤーが11位、コインチェックが13位に入っています。
※ご参考:
ちなみに…ぼくは今までFTXも使っていましたが、FTXは日本での事業をQuoineに2022年3月末をもって譲渡することになりました。FTXは他の取引所にはないゲーム性のあるメニューがあって個性のある取引所でした。
実はこの前触れとして(前触れだったとネット上では言われています)、FTXが急に日本からのログインを一時的に停止したことがありました。あの時はこの界隈ではかなりザワつきましたし、人生終わったとツイートしている人もいました。こういうところが海外取引所のリスクです。
注意点:取引所と販売所の違い
これはとても重要なことなので、ちゃんと理解しておきましょう。取引所と販売所の違いです。
「取引所」は売りたい人と買いたい人がマッチングして初めて取引が成立する場です。ユーザー同士で買いたい価格と売りたい価格がマッチングする必要があり、マッチングしない場合は取引は成立しません。
一方で「販売所」は取引所が取引相手になってくれる取引をする場です。例えばビットフライヤーならビットフライヤーが売ったり買ったりしてくれます。なので、取引所の提示する価格で注文を入れれば必ず成立します。
取引所では買い注文、売り注文の情報(「板」と呼びます)を見て、自分で価格を決めて注文を入れなければなりません。そのメンドクサイ部分を解消しているのが販売所です。初心者には簡単に売買できてラクかもしれません。
ただし、販売所はその分スプレッド(事実上の手数料)が高いです。国内業者は大体3~4%ほどのスプレッドを取っています。取引所なら0.1%以下なので、その差は明らかです。初めての人も「板」のことを学びながら取引所で売買するようにしましょう。
まとめ
オススメの取引所についてわかって頂けましたでしょうか。正直、オススメの仮想通貨取引所を紹介しているサイトは世の中にたくさんあって、これから始めようという人は情報がありすぎて困ったのではないでしょうか。
一つのサイトで「オススメ」と言いながら国内だけで5つも6つも書いてあったら、結局どれがオススメなん?ってなりますよね。ぼくは厳選してオススメを書いていますので、参考になれば幸いです。
ぼくは最初の段落で「最終的には必ず複数の口座を作るべき」「最終的には国内2つ+海外2つの4つの口座を持つべき」と言いました。リスク分散は投資の基本ですから、取引所の分散も考えましょう。
複数の口座を持っておけば、一つの取引所が何かトラブルがあっても別の取引所で取引できます。投資家としていちばん大事なことはリスクを管理することです。最初は口座一つから始めれば良いです。でも慣れてきたら複数口座を必ず持ちましょう。
仮想通貨は単なる投資商品ではなく、インターネットと金融の未来そのものです。まだ気づいていない人が多いですが、誰もが当たり前に仮想通貨を持ち、使う時代はすぐそこです。
それなのにまだ仮想通貨を持っている人は少ないです。早いうちに始めることが投資リターン的にももちろん期待できますし、デジタル時代の金融リテラシーを身につけるためにも、まずは仮想通貨の口座開設をしましょう!
人生は毎日が学びです。口座開設から仮想通貨の世界に飛び込みましょう!
(無料口座開設リンクを改めてこちらに貼っておきます。)
ビットフライヤーの無料口座開設はこちらからどうぞ: bitFlyer
コインチェックの無料口座開設はこちらからどうぞ: コインチェック
バイナンスの無料口座開設はこちらからどうぞ: バイナンス
バイビットの無料口座開設はこちらからどうぞ: バイビット
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